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バンド業界に新しい風。宿泊施設付きライブハウスが登場

 

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ホテルの予約が取れない!疲弊するバンドマンたち

 

近年の日本への海外旅行者数の増加により、大阪・東京といった都市部での宿泊施設の予約が困難となってきています。ビジネスホテルでの一日の宿泊費も、一人に付き平均1万5000円と、以前では考えられないほど価格が高騰しています。

 

この煽りを受けて、最も影響を受けているのがインディーズのバンドマンたち。まだまだ贅沢な暮らしが出来ない彼らは、全国ツアーでさえも自分たちで車を運転し、機材を運びます。複数人で変わり替わりに運転するとはいえ、数週間にわたるツアーによりかなり身体に負担を受けることになります。

 

そんなバンドマンたちの過酷な現状

低価格で宿泊施設を手配できないバンドマンたちは、なんと車中泊や漫画喫茶で一日の疲れを癒しているそうです。きちんとした寝床で休めないというのは、疲れも蓄積していきますし、やはり体に毒であることは間違いありません。

 そのような状況を見て、ライブ会場を運営しているある方がとても素敵な提案をしました。それは、ライブ会場の二階に宿泊施設を併設することです。しかもビジネスホテルの平均価格を下回るというかなりお得な低価格だとか。

 その第一人者となったライブ会場が梅田シャングリラです。

 

www.shan-gri-la.jp 引用 梅田シャングリラ公式ホームページ

 

経営者インタビューによると、もともとはカフェだった二階の部分をクラウドファンディングにて募金を募り、この宿泊施設付きライブハウスを実現したそうです。

 

夢を叶えるクラウドファンディング

クラウドファンディングとは、簡単に言うとホームページなどを通して自分の実現したい計画を一般の人々や企業に公開し、出資してもらうシステムです。社会に貢献できるようなシステムを作るには、ある程度損得勘定なしで実行する必要がありますよね。

この宿泊施設付きライブハウスを提案した方の目的は、利益を得ることではありません。この方は、過酷な条件で夢見て努力している若者を応援したいという大きな野望を原動力としてこのプロジェクトを立ち上げたのでしょう。

どんなに自分のやりたいことでも、あまりにも過酷な現場であればミュージシャンになると言う夢を諦めてしまう若者も続出してしまう可能性があります。そうなれば音楽業界はどんどん縮小していき、大手のアーティストのみが日本の音楽業界を引っ張って行くことになるでしょう。真に実力のあるミュージシャンとはなんでしょうか。そのようなミュージシャンにはきっと大手のバックアップや、広告宣伝がなくとも音楽業界のトップに君臨できるはずです。インディーズバンドへの支援が広がり、音楽業界が盛り上がることを期待したいですね。